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トビリシ旧市街(Old Town of Tbilisi)
ジョージア最終更新日: 2026-07-12

トビリシ旧市街

Old Town of Tbilisi

コーカサス山脈の南に位置するジョージアの首都。硫黄温泉街アバノトゥバニ、崖の上のナリカラ要塞、レンガ色の家々が連なる旧市街など、東西文明が交差した独特の街並みが魅力。トビリシ自体は世界遺産ではないが、日帰り圏内に世界遺産ムツヘタや絶景のカズベキがあり、コーカサス観光の拠点となる街。

ひと目でわかる、このスポットの性格

総合おすすめ度

物価安くコスパ抜群。世界遺産ムツヘタ・カズベキ・カヘティワイン郷を日帰りで巡れるコーカサス旅行の理想的な拠点

知名度穴場 ↔ 定番人気

旅の難易度初心者OK ↔ 旅慣れ向き

費用感リーズナブル ↔ 高め

アクセス行きやすい ↔ 遠い

周遊での楽しさ単独1日 ↔ 1週間周遊向き

※ スコアは訪問者数・アクセス所要時間・物価水準などの公開データをもとにした編集部の評価です。実際の体験は個人の旅慣れ度や訪問時期によって変わります。

レベル1:十分注意してください

出典: 外務省 海外安全ホームページ「ジョージアの危険情報」https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T009.html(発表日:2025年2月10日継続) / 取得日: 2026-07-12(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

トビリシを含む「上記を除く全土」は危険レベル1(十分注意してください)。ただしアブハジア及びその周辺・南オセチア(ツヒンヴァリ)及びその周辺はレベル3(渡航は止めてください)、ロシアとの国境周辺はレベル2(不要不急の渡航は止めてください)と地域差が大きい。渡航前に外務省海外安全ホームページで最新情報を必ず確認すること。

トビリシ旧市街の治安を詳しく見る →

7日間の旅の組み立て

トビリシ旧市街だけで1週間の旅は完結しません。ここを軸に、周辺をどう組み合わせて7日間のプランに仕立てるかが計画の要です。

拠点の街

トビリシ

空港・ホテル・交通網が集中するジョージアの首都。日帰りでムツヘタ(世界遺産)・カズベキ・カヘティ地方をカバーできる理想的な拠点

モデルプラン(7日間)

トビリシを拠点(4泊)に、初日は旧市街・ナリカラ要塞・硫黄温泉を堪能。2日目はカズベキ日帰り(ゲルゲティ三位一体教会)、3日目は世界遺産ムツヘタとアナヌリ教会、4日目はカヘティ地方ワイナリー巡り。残り2日をトビリシ自由散策と出入国移動に充てると、世界遺産・コーカサス山岳・ワイン産地を凝縮した充実の7日間が完成する。

月別の気温・降水量

ベストシーズン: 5月・6月・9月・10月(春(5〜6月)と秋(9〜10月)が気候的に快適なベストシーズン。7〜8月は30℃を超える暑さになる日が多い。冬は曇天が多く冷え込むが、雪化粧したコーカサスの山々を望めるのはこの時期ならでは。カズベキ方面へ足を延ばすなら山道の凍結が少ない5〜10月が無難。)

-10°15°28°40°038751131501月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温(℃)最低気温(℃)降水量(mm)ベストシーズン

持ち物チェックリスト

訪問先タイプ別の詳しい持ち物は世界遺産旅行の持ち物チェックリストでも整理しています。

モデルコース

  1. 1

    09:00

    自由広場から旧市街散策

    自由広場を起点にシオニ大聖堂、時計塔(レザ・ガブリアゼ人形劇場)などレンガ色の旧市街をぶらぶら歩く。

  2. 2

    11:00

    ロープウェイでナリカラ要塞へ

    リケ公園からロープウェイで丘の上へ。母なるジョージア像と、クラ川と旧市街を見下ろす絶景を楽しむ。徒歩で下りながら要塞周辺を散策。

  3. 3

    13:00

    旧市街でジョージア料理ランチ

    小籠包のようなヒンカリ、チーズパンのハチャプリが二大名物。ジョージアワイン(クヴェヴリ製法)も昼から一杯。

  4. 4

    15:00

    アバノトゥバニで硫黄温泉体験

    ドーム屋根が並ぶ温泉街で個室風呂に入る。垢すり(キサ)を頼むのが現地流。人気施設は事前予約が無難。

  5. 5

    17:30

    メテヒ教会と平和の橋

    崖の上のメテヒ教会から旧市街を一望し、ガラス張りの平和の橋を渡ってリケ公園へ。

  6. 6

    19:00

    夜の旧市街とワインバー

    ライトアップされたナリカラ要塞を眺めながら、ワインバーでジョージアワインの飲み比べ。

日本からのアクセス

日本から現地まで

日本からの直行便はなく、イスタンブール(ターキッシュエアラインズ)・ドーハ(カタール航空)・ドバイ(エミレーツ/flydubai)などで1回乗り継ぐのが一般的。総移動時間はトランジット待ちを含め概ね15〜20時間程度が目安(※就航路線・スケジュールは変動するため予約時に要確認)。

現地での行き方

トビリシ国際空港から市内中心部までは約17km。バス(37番系統など)またはBoltなどの配車アプリで30〜40分程度。旧市街は徒歩で回れるコンパクトさで、地下鉄・バスの公共交通も安く使いやすい。

入場料の目安

2.5 GEL(目安 約145円) / 事前予約不要

旧市街の散策自体は無料。掲載額はナリカラ要塞へ上るロープウェイ片道運賃の目安値(別途交通カード購入が必要)。硫黄温泉の個室は1時間20〜150GEL超と施設によって幅が大きい。ナリカラ要塞は改修工事で内部閉鎖の情報あり(2026年時点)。料金・営業状況は現地で最新情報を確認すること。

最終確認日: 2026-07-09

入場料・運賃・所要時間は、各運営者の公式発表と現地相場をもとにした目安です。改定されることがあるため、予約前に公式サイトで最新の料金をご確認ください。

現地での移動手段

公共交通機関

  • 地下鉄(トビリシ・メトロ)

    駅窓口で交通ICカード「Metromoney(メトロマネー)」を購入(カード代目安2GEL)してチャージし、改札のリーダーにタッチするだけ。2路線が市内を縦断し、旧市街へはAvlabari駅やLiberty Square駅が便利。

    運賃目安: 1回 目安1GEL(約60円)・90分以内はバスとの乗り換え無料

    運賃・乗り換えルールは改定される場合があるためトビリシ市交通局の最新情報を確認すること。Metromoneyカードはバス・ロープウェイと共通で使える

  • 市内バス

    青い車体の市バスが市内を網羅。乗車時に車内のカードリーダーにMetromoneyカードをタッチする。路線検索はGoogleマップやアプリ「Tbilisi Transport」が便利。空港へは37番系統が運行。

    運賃目安: 1回 目安1GEL(約60円)

    路線・運賃は変更される場合がある。ラッシュ時は混雑するためスリに注意

タクシー

配車アプリBoltの利用が基本。ジョージアにUberはなくBoltが事実上の標準で、料金が事前確定するため交渉不要。流しのタクシーはメーターがなく交渉制のため、相場が分からないうちはアプリ利用が安全。Yandex Goも利用可。

BoltYandex Go

運賃目安: 市内移動 目安4〜10GEL(約230〜580円)、空港→市内中心部 目安18〜30GEL(約1,050〜1,750円)

アプリ登録にはSMS認証が必要なため現地SIM/eSIMの通信環境を用意しておく。空港で声をかけてくる非正規ドライバーは相場より高いことが多いので利用しない。

現地での注意事項

スリ・置き引きに注意

治安は良好だが、地下鉄・バス車内やバザール、繁華街の人混みではスリの被害報告がある。貴重品は分散して管理する。

偽の配車ドライバーに注意

空港などでBoltドライバーを装って声をかけてくる例がある。アプリに表示されるナンバープレートと運転手を必ず照合してから乗車する。

教会での服装マナー

ジョージア正教の教会では女性は頭を覆い、男女とも肩・膝の露出は避ける。短パン・帽子(男性)での入場は断られることがある。

南オセチア・アブハジア方面には近づかない

ジョージア政府の実効支配が及ばない地域で、外務省はレベル3(渡航中止勧告)を発出している。通常の観光ルートでは通らないが、陸路移動の際は経路に注意。

周辺スポット

カズベキ(ゲルゲティ三位一体教会)

トビリシから車で約3〜4時間

標高約2,170mの丘に建つゲルゲティ三位一体教会と、背後にそびえる標高5,047mのカズベク山の絶景で知られるジョージア観光のハイライト。

行き方: ディドゥベ・バスステーション(地下鉄Didube駅前)からステパンツミンダ行きのマルシュルートカ(乗合ミニバス)で約3〜4時間。ほぼ1時間おきに出発。教会へは村から徒歩約1〜1.5時間の登り、または現地タクシー(4WD)で往復60GEL前後。トビリシ発の日帰りツアー(アナヌリ・グダウリ経由)も豊富で、車窓の絶景を含めて効率よく回れる。

運賃目安: マルシュルートカ片道 目安15〜20GEL(約870〜1,160円)、日帰りツアー 目安100〜200GEL程度(約5,800〜11,600円)

ムツヘタ(世界遺産)

トビリシから車で約30分

ジョージア最古の都で「ムツヘタの文化財群」として世界遺産に登録。スヴェティツホヴェリ大聖堂と、丘の上から街を見下ろすジワリ修道院が見どころ。

行き方: ディドゥベ・バスステーションからマルシュルートカで約30分。窓口でチケットを購入して乗車する。帰りは道端で手を挙げて乗り、下車時に運転手へ運賃を支払う。ジワリ修道院へは公共交通がないためムツヘタからタクシー利用(往復交渉制)。

運賃目安: マルシュルートカ片道 目安1〜2GEL(約60〜120円)、ジワリ修道院へのタクシー往復 目安20〜30GEL程度(約1,160〜1,750円)

シグナギ(カヘティ・ワイン地方)

トビリシから車で約2時間

「愛の街」と呼ばれる城壁に囲まれた丘の上の小さな町。ワイン発祥の地カヘティ地方の入口で、ワイナリー巡りの拠点。

行き方: サムゴリ・バスステーション(地下鉄Samgori駅前)からマルシュルートカで約2時間。ワイナリーを複数回るならトビリシ発の日帰りワインツアーが効率的。

運賃目安: マルシュルートカ片道 目安10〜15GEL程度(約580〜870円)

旅の手配

行くと決めたら、現地での動き方に合わせて早めに済ませておきたい手配をまとめました。

航空券

トビリシ旧市街への玄関口「トビリシ(TBS)」までの航空券を、出発地別に検索できます。

※日付は検索先で選べます。運賃は日々変動します(エクスペディア)。

ホテル

現地ホテル・宿の空室状況と料金を比較・予約できます。

エクスペディアで見る

※料金・空室は変動します。最新はエクスペディアの各ページでご確認ください。

入場チケット・現地ツアー

現地発ツアーやスキップ・ザ・ラインの入場チケットをまとめて比較できます。

Klookで見る

※料金・在庫は変動します。最新はKlookの各ページでご確認ください。

Klook・KKdayの使い方ガイド

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行のeSIM比較

海外旅行保険(エポスカード)

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカード。医療費が高額になりやすい国もあるため、短期の旅行でも補償の確認をおすすめします。

エポスカードで見る

※補償内容・付帯条件は改定される場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

海外旅行保険はエポスカードで足りるか

航空券(格安まとめ検索)

国内の複数航空会社・旅行会社をまとめて比較検索できる航空券予約サービスです。

エアトリで見る

※料金・空席状況は変動します。最新はエアトリの検索結果でご確認ください。

旅の実務データ

現地で困らないための判断材料をまとめました。

通貨・物価

通貨
ジョージアラリ(GEL)
為替目安
1GEL ≈ 57円
物価水準
安い

1 GEL ≈ 55〜58円(2025年後半〜2026年初頭レート)。物価は全般的に日本の1/3〜1/4水準

宿泊費の目安

予算宿
870〜1,740円(ドミトリー〜格安個室)
中級ホテル
約7,560円

旧市街に手頃なゲストハウス・ブティックホテルが集中。中級クラスも良心的な価格帯

ライドシェア

○ 利用可
BoltYandex Go

Boltがトビリシで最普及、英語UI対応で観光客に便利。空港〜市内中心部は25〜35 GEL(約1,450〜2,030円)。タクシーは交渉制のため配車アプリ推奨

インフラ

都市部の交通・通信は良好。地下鉄・バス網に加えBolt配車も普及。観光施設の英語対応も進み旅行環境は整備されている

言語の通用度

英語

観光地・ホテル・レストランでは概ね通じる。若年層ほど英語堪能で旧市街エリアでは実用上不自由は少ない

日本語

ほぼ通じない。コミュニケーションは英語かジョージア語が基本

向いている旅行者レベル

中級者向け

年間訪問者数

約230万人(2024年推計・ジョージア全土650万人の約35.6%がトビリシ訪問)

混雑状況

平日
旧市街は平日でも観光客が絶えないが比較的ゆったり楽しめる
休日
週末は旧市街・硫黄温泉エリアが混雑。温泉施設は予約推奨
ピーク時期
7〜8月と4〜5月が繁忙期。温泉施設は通年にぎわう

更新ログ

出典