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通信・eSIM最終更新日: 2026-07-12

海外旅行のeSIM比較|仕組み・対応機種の確認方法・選び方の軸

特定サービスの優劣ではなく、比較する際に見るべき軸を中心に整理しています。

海外旅行の通信手段として、ここ数年でeSIMを選ぶ人が増えました。物理SIMの入れ替えが不要で、日本にいるうちにアプリから設定を済ませておける手軽さが理由です。一方で「対応機種かどうか分からない」「サービスが多すぎて何を基準に選べばいいか分からない」という声もよく聞きます。この記事では、eSIMの仕組みと対応機種の確認方法、比較の軸を整理します。

eSIMの仕組み

eSIM(embedded SIM)は、スマートフォン内部に埋め込まれたチップに、通信事業者のプロファイル(契約情報)をソフトウェアとして書き込む方式のSIMです。物理的なSIMカードを挿し替える代わりに、QRコードの読み込みやアプリからのダウンロードでプロファイルをインストールし、有効化します。

多くの機種では、通常利用している回線のSIM(物理SIMまたはeSIM)はそのままに、渡航先用の回線をeSIMとして追加できます。これにより、日本の電話番号を維持したまま、現地ではデータ通信だけ現地向けプランを使う、という使い方が一般的です。設定は日本国内にいるうちに済ませておけるため、空港で物理SIMを探す手間がかからない点が主なメリットです。

自分のスマホが対応しているか確認する方法

eSIMを使うには、まず端末がeSIMに対応しているかを確認する必要があります。確認方法は主に3つです。

1つ目は、端末の設定画面で確認する方法です。多くの機種では「設定」→「モバイル通信」または「SIM」関連のメニューに「eSIMを追加」といった項目があれば対応しています。2つ目は、端末のIMEI情報画面(機種によって呼び出し方が異なります)でEID番号が表示されるかどうかで確認する方法です。3つ目は、メーカーの公式サイトで機種名とeSIM対応の有無を検索する方法です。

なお、同じ機種名でも購入した国・キャリア・契約状態(SIMロックの有無)によってeSIM対応状況が異なる場合があります。特にキャリア経由で購入した端末は、eSIM機能が制限されているケースもあるため、心配な場合は事前に購入元のキャリアに確認することをおすすめします。

サービスを比較するときに見るべき軸

海外旅行向けeSIMサービスは数多く存在し、価格や条件もさまざまです。比較する際は、以下の軸で整理すると選びやすくなります。

  • 対応国・エリア:渡航先の国が単体プランで用意されているか、複数国をまたぐ周遊プランが必要か
  • データ容量と価格:1日あたり・総容量あたりの単価で比較する(容量無制限プランは速度制限が付くことが多い)
  • 有効期間:購入から使い始めるまでの猶予、データ使い切り後の追加購入のしやすさ
  • テザリングの可否:モバイルWiFiルーター代わりに他の端末と共有したい場合は対応しているか確認する
  • 日本語サポートの有無:トラブル時に日本語で問い合わせできるか、アプリが日本語UIに対応しているか
  • 通信品質:利用する国で提携している現地キャリアがどこか(同じ国でもキャリアによって山間部・郊外の電波状況が異なることがある)

物理SIM・WiFiレンタルとの使い分け

eSIMは手軽さに優れる一方、万能ではありません。物理SIMは価格が安いプランが見つかりやすい反面、現地空港での購入・設定の手間や、SIMピンを忘れるリスクがあります。WiFiレンタルは複数人・複数端末で1台を共有できる点が強みですが、ルーターの充電管理や返却の手間がかかります。

1人で身軽に移動する旅程であればeSIMが手間の少ない選択肢になりやすく、家族・グループ旅行で複数端末をまとめて使いたい場合はWiFiレンタルも選択肢に入ります。この使い分けの詳しい判断軸は、別記事「海外WiFiレンタルとeSIMどっちを選ぶ?」でフローチャート的に整理しています。

旅の手配

通信・eSIM

現地用のeSIMはアプリだけで完結し、到着後すぐ使えます。出発前に準備しておくのがおすすめです。

トリファ(trifa)で見る

※対応機種・料金プランは変わる場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. eSIMとWiFiレンタル、結局どちらが安いですか。

A. 1人での利用であればeSIMの方が総額を抑えやすい傾向がありますが、複数人で1台を共有できるWiFiレンタルの方が人数によっては割安になる場合もあります。人数・日数・端末台数によって結果が変わるため、具体的な比較は別記事「海外WiFiレンタルとeSIMどっちを選ぶ?」をご覧ください。

Q. eSIMは日本にいる間に設定しておけますか。

A. 多くのサービスで、日本国内にいるうちにプロファイルのインストールまで済ませておき、現地到着後にオンにする、という使い方が可能です。ただし通信の有効化には現地到着後のネットワーク認証が必要な場合があるため、購入したサービスの案内に沿って設定してください。

Q. SIMロックがかかっている端末でもeSIMは使えますか。

A. SIMロックの状態やキャリアの制限によっては、他社のeSIMプロファイルを追加できない場合があります。心配な場合は購入元のキャリアにSIMロック解除の可否を確認することをおすすめします。

Q. eSIMだけで日本の電話番号宛の着信も受けられますか。

A. 日本の回線用SIM(物理SIMまたはeSIM)をそのまま残し、渡航先用に別のeSIMを追加する使い方であれば、日本の番号での着信を維持したままデータ通信だけ現地プランに切り替えられます。片方の回線しか使えない設定になっていないか、事前に確認しておくと安心です。

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