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ザンジバル・ストーンタウンの治安は大丈夫?

外務省危険情報・最新版|最終更新日 2026-07-17

ザンジバル・ストーンタウンは、外務省の危険情報でレベル1「十分注意してください」に指定されており、適切な注意を払えば多くの旅行者が安全に観光できるエリアです。同じタンザニア本土の一部地域(キゴマ州西部など)がレベル3に指定されているのとは異なり、ザンジバル島は比較的安定した治安状況を維持しています。ただし、混雑した路地での客引き・スリ・夜間の一人歩きには注意が必要であり、イスラム文化への配慮も旅をスムーズにする重要な要素です。渡航前には必ず外務省の最新情報を確認し、最低限の安全対策を整えたうえで出発することを強くお勧めします。

現在の危険レベルと全体的な治安状況

外務省海外安全ホームページ(2025年11月3日更新・2026年7月17日確認)によれば、ザンジバル島(ストーンタウン含む)は危険レベル1「十分注意してください」に分類されています。タンザニア国内でもキゴマ州西部等はレベル3、ムトワラ州はレベル2に指定されていますが、ザンジバル島はこれらとは別区分であり、適切な注意を払えば旅行可能な地域です。

2025年10月の選挙後、タンザニア本土側で抗議活動が発生しましたが、ザンジバル島は比較的安定した状況が続いています。とはいえ、政治・社会情勢は変動することがあるため、渡航直前にも外務省の情報を再確認する習慣をつけましょう。海外旅行保険への加入と、スマートフォンへの「たびレジ」登録も、万一の際に役立ちます。

ストーンタウン特有のリスク:客引き・スリ・詐欺

ストーンタウン最大のリスクは、金銭的被害を伴うトラブルです。迷路状の路地では「フリーガイド」を名乗る人物が多く、無料と言いながら案内の後で高額請求をするケースが報告されています。毅然とした態度で断り続けることが最大の防御であり、一度ついていってしまうと断りにくい状況になりがちです。

フォロダニ・ガーデンズ周辺や混雑した市場では、スリ被害も発生しています。パスポートと現金は体に密着したウエストポーチやネックポーチで管理し、バックパックは前抱えにすることを習慣化しましょう。ATMは日中に利用するのが基本で、多額の現金を持ち歩かないよう心がけてください。クレジットカードが使えるのは高級ホテルや一部レストランに限られるため、米ドル現金(USD)とタンザニアシリング(TZS)の両方を少額ずつ分散して携帯するのが賢明です。

港周辺は夜間になると人通りが減り、トラブルのリスクが高まります。特に一人での夜間の路地歩きは避け、ホテルスタッフに安全な移動ルートを事前に確認しておくと安心です。

イスラム文化への配慮:服装・行動マナー

ザンジバル島の人口の約97%がイスラム教徒であり、ストーンタウンの旧市街はとりわけ信仰が生活に根ざしたエリアです。観光地であっても、短パンやノースリーブなど肌の露出が多い服装は現地の文化への不敬とみなされることがあります。市街地を歩く際は、膝丈以下のボトムスと肩を覆うトップスを基本とするのが無難です。

モスクへの立ち入りを希望する場合は、女性はスカーフの着用が必須で、男女ともに靴を脱いで入ることが求められます。ラマダン(断食月)の期間中は、公共の場での飲食や喫煙を控えることがマナーとして求められます。ラマダン時期は地元の飲食店が昼間に閉まっていることも多く、旅行計画への影響も考慮しておきましょう。

写真撮影については、人物(特に女性)を撮る際には必ず事前に許可を求めることが大前提です。無断撮影はトラブルの原因になるほか、モスク内では撮影自体が禁止されている場合もあります。また、政府機関・軍施設・港湾設備の撮影は法律で禁止されている国も多く、タンザニアでも同様の注意が必要です。

女性・初心者・家族連れ別の注意点

【女性旅行者へ】一人での夜間外出は特に避けてください。昼間でも知らない男性に路地へ誘われるケースがあり、断れない状況になる前にその場を離れる判断が重要です。服装の配慮(肌の露出を控える)は安全面でも現地との摩擦を減らす意味でも有効です。ビーチエリアでは水着が許容されていますが、ビーチから旧市街へ移動する際はすぐに服を着用することが求められます。

【旅行初心者へ】ストーンタウンは迷路状の路地が複雑に入り組んでおり、スマートフォンのGPSがあっても迷いやすいエリアです。ホテルから観光スポットへの大まかなルートを事前に確認し、日没後に知らない路地へ入り込まないように注意しましょう。初日はホテルスタッフに安全なエリアと注意エリアを教えてもらうだけで、リスクを大きく下げられます。

【家族連れへ】子どもと一緒の場合、観光地周辺でのしつこい物売りや客引きが子どもに直接声をかけてくることもあります。子どもを必ず大人の視界内に置き、混雑した市場では手をつなぐことを徹底してください。マラリア対策は子どもにとっても重要であり、渡航前に小児科か感染症科で事前相談することを推奨します。

マラリア・感染症対策:渡航前から準備する

タンザニアはマラリアの流行地域であり、ザンジバル島も例外ではありません。マラリアは蚊を介して感染し、発症すると高熱・悪寒・倦怠感を引き起こす重篤な感染症です。渡航の2〜4週間前には感染症内科や旅行医学外来を受診し、予防薬(ドキシサイクリン・メフロキンなど)の処方を受けることを強くお勧めします。

現地では特に夕暮れから明け方にかけてハマダラカの活動が活発になります。長袖・長ズボンを着用し、露出部分にはDEET成分を含む虫除けスプレーを使用しましょう。宿泊先では蚊帳(モスキートネット)の使用が有効です。また、感染症全般の対策として、飲料水はミネラルウォーター(ペットボトル)を利用し、生野菜・生の魚介類には注意してください。

危険レベルが変わった場合の情報収集方法

外務省の危険情報は情勢の変化に応じて随時更新されます。渡航前だけでなく、滞在中も定期的に確認することが重要です。最も手軽な方法は、外務省の「たびレジ」に登録することで、危険情報の更新や緊急連絡が自動的にメールで届きます。スマートフォンに外務省の海外安全虎の巻アプリを入れておくのも便利です。

現地での急な情勢変化(デモ・抗議活動・自然災害など)を察知した場合は、すぐにホテルに戻り、外出を控えましょう。在タンザニア日本国大使館の緊急連絡先は渡航前にスマートフォンに登録しておいてください。また、日本の家族や友人に旅程を共有しておくことで、緊急時の連絡を取りやすくなります。

よくある質問

Q. ストーンタウンは一人旅(特に女性の一人旅)でも行けますか?
A. 外務省の危険レベルはレベル1(十分注意)であり、適切な対策を取れば一人旅も可能です。ただし女性の場合は、夜間の路地への一人外出を避ける、肌の露出を控えた服装にするなどの配慮が特に重要です。昼間の観光は問題ない場合がほとんどですが、知らない男性に路地への誘導を求められた際は、はっきり断って離れるのが基本的な対処です。宿のスタッフに安全なルートを事前に確認しておくことで、安心感が大きく変わります。
Q. ザンジバルのビーチでも治安は同じくらい安全ですか?
A. ストーンタウン(旧市街)とビーチリゾートエリアでは雰囲気が異なります。ヌングウィやパジェなどのビーチエリアはリゾート色が強く観光客が多いため、旧市街の路地に比べると客引きトラブルは少ない傾向があります。ただし、ビーチでの置き引きや夜間の安全確保はどのエリアでも必要です。また、ビーチエリアから旧市街に移動する際は、水着のまま歩くことはイスラム文化への配慮として避け、服を着用してから移動することが求められます。
Q. ラマダン(断食月)の時期に訪れる際に特に注意することはありますか?
A. ザンジバルはイスラム教徒が多数を占めるため、ラマダン期間中は公共の場での飲食・喫煙を日没まで控えることがマナーです。また、日中は地元の飲食店の多くが閉まっていたり、サービスが通常より遅くなったりする場合があります。観光スポット自体は基本的に開いていますが、地元の人々が断食中であることへの敬意を忘れずに行動しましょう。ラマダン明けの「イード・アル=フィトル」の時期は祭りが行われ、通常とは異なる賑わいを楽しめることもあります。
Q. ストーンタウンで写真を撮るときに気をつけることは?
A. 迷路のような路地や彫刻扉など建築物の撮影は基本的に問題ありませんが、地元の人(特に女性)の写真は必ず事前に許可を求めてください。拒否された場合はその意思を尊重しましょう。モスク内での撮影は禁止されている場合が多く、入場前に確認が必要です。また、港湾施設・政府機関・軍施設の撮影は法律で禁止されている可能性があるため、対象となりそうな場所では撮影しないのが安全です。無断撮影によるトラブルは口論にとどまらないケースもあるため、常に相手の意思を優先してください。
Q. 現金はいくら準備すれば良いですか?クレジットカードは使えますか?
A. クレジットカードは高級ホテルや一部のレストランでは使用できますが、旧市街の市場や一般的な食堂・小店舗では現金のみのことがほとんどです。そのため、米ドル現金(USD)とタンザニアシリング(TZS)の両方を手元に用意しておくと安心です。両替はストーンタウン内の銀行や認可された両替所で行い、闇両替は詐欺のリスクがあるため避けてください。ATMは日中に銀行併設のものを利用し、引き出した現金は分散して保管することをお勧めします。必要な金額は旅程や滞在日数によって大きく異なるため、事前に宿泊費・食費・ツアー代を見積もっておくと計画が立てやすいです。

最終更新日: 2026-07-17

外務省 海外安全情報(現在値)

レベル1:十分注意してください

出典: 外務省 海外安全ホームページ タンザニア(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_111.html) / 取得日: 2026-07-17(外務省の危険情報レベル0〜4基準)

ザンジバル島(ストーンタウン含む)は危険レベル1「十分注意してください」。国全体の最悪値はキゴマ州西部等(レベル3)・ムトワラ州(レベル2)だが、ザンジバル島を含む「上記以外の地域」はレベル1。2025年10月の選挙後に本土側で抗議活動が発生したが、ザンジバル島は比較的安定している。スリ・客引き・夜間の一人歩きには注意。渡航前に外務省最新情報を確認すること。/参考: 外務省の国全体最新レベル情報=外務省: 危険情報発出中(地域により異なる。最高レベルを代表値として採用。詳細は出典参照)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T100.html)/外務省発表日: 2025-11-03(確認日: 2026-07-17)

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